極道BL小説『デビル・クロニクル』の舞台⑧DEEP川崎[5]山川一家

ご無沙汰しております。天野佑海です。デビル・クロニクル外伝「潜狼~ひとりぼっちの戦争」の配信が終わりようやく一息つきましたのでブログの投稿など。

前回、稲毛神社に引き続き「川崎大師」を紹介すると言っておりましたが、撮った写真があまりに多く、また川崎大師は大変見所が多いスポットのため、時間がある時に紹介することにして、まずは「DEEP川崎[2]内堀組」で建物の前を通りながらもあまりのヤクザの多さに撮影し損ねた「山川一家」の御紹介を……。

「山川一家」が『毘沙門組』のモデル

山川一家」は「稲川会」の二次団体であり、「稲川会当代会長──内堀和也氏の出身団体で「稲川会」の最大組織、そして「デビル・クロニクル」に登場する「四洲連合」の二次団体──「毘沙門組」のモデルでもあります。詳細は「DEEP川崎[2]内堀組」に書いてあります。

「スナックなな」の奥が「山川一家」の組事務所ビルです。午前中は100人……いや、200人以上のヤクザでごった返していた組事務所。現在時刻は午後四時……。さて今度は撮影できるのか……。

この写真は午前中に撮ったもの。photo by 天野佑海
photo by 天野佑海

「ザ・ヤクザ」といわんばかりの黒塗りの高級車。「山川一家」組事務所ビル1階の石造りの壁。 塀の上に張り巡らされたバリケードが凄い。猫も歩けません。ピカピカに磨かれた車体に映っているのは道の反対側にある駐車場の高級車群。

photo by 天野佑海

おっ! 人が全然いない!(安堵のため息)「山川」の表札とスーツのヤクザ。Tシャツ・ジーパン姿の若い衆も見えます。向こう側のマンションの住人はどんな気持ちで住んでいるのでしょうか。

photo by 天野佑海

待機中の若衆の姿勢の良さにびっくりです。さすが「稲川会」当代会長の出身組織。ほとんど角刈りか丸坊主。手前の姿勢がいいお兄さんはオシャレなツーブロックカット。

photo by 天野佑海

全身をイエローでコーディネートしている人もいます。そういうの嫌いじゃありません(笑)。とりあえず写真を撮れて良かった。ヤクザの事務所はあちこち見てますが、これだけ立派な事務所は珍しい。写真が傾いているのはお察し下さい。いやはや疲れました。
駅で腹ごしらえを……と思って歩いていたら何やら怪しげな建物が……。

憂国清心同友会

photo by 天野佑海

「憂国」……右翼? 確か銀河英雄伝説にも「憂国騎士団」ってあったよね……と調べてみたら、この「憂国清心同友会」は「稲川会」傘下の「右翼標榜暴力団」という団体らしい。いわゆる右翼ヤクザ。川崎は「稲川会」の街ですね。

川崎は「夜景ツアー」が開催されるほど工業地帯や京浜運河も興味深く(実際にアクション映画のロケが行われています)デビル・クロニクル5巻「淫蕩の代償」の舞台でもあります。「東扇島東公園」には整備された人工浜もあるのでコロナ禍が終息したら是非遊びに行ってみて下さい。その道中でびっくりするような景色を見ることが出来ますよ!

暗黒官能極道BL小説「デビル・クロニクル」(全7巻)を宜しくお願いいたします。

2020年4月30日に「デビル・クロニクル」の後の世界を描いた極道BL小説「潜狼~ひとりぼっちの戦争」も配信されました。デビル・クロニクルをご存じ無い方もお楽しみ頂ける内容となっております。よろしくお願い申し上げます。表紙イラストは私の女様。

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暗黒官能極道BL小説「デビル・クロニクル」の作者・天野佑海(アマノユウ)です。こちらのブログでは、本作の背景やその他エピソードをご覧いただけます。書籍と合わせてみると一層楽しんでいただけると思います。お気軽にコメントをどうぞ。よろしくお願いいたします。